メンテナンスがしっかりしていれば中古車査定でも高評価

車は数万のパーツで構成されています。また高速走行時にかかる力やエンジン部分を中心とした高熱に耐える事が要求されるので、それに合わせた素材や形状が工夫されています。また搭乗者の生命を最大限に守る為の装置も取り入れられています。実は見た目以上に、自動車は繊細な道具なのです。


その為には定期的に交換しなくてはならない部品が必ずあります。一番分かりやすいのがタイヤです。

 

中古車査定の為にわざわざ新調する必要はありませんが、日頃からその状態をチェックする習慣を付けておくと良いでしょう。査定で実車を見てもらう際にタイヤがツルツルで悪い印象を持たれる、という失点も防げます。


またタンクの密閉性を高めるパッキン等のゴム類は確実に交換しなくてはなりません。不意の故障を防止するだけではなく、そういう所のメンテナンスがしっかりしていれば周辺の部品への影響も最小限となるので、結果として評価が上がる事になります。


他にも点火プラグ、バッテリー、オイルフィルター等エンジン回りの消耗品もきちんと交換されているかを確認しましょう。

 

これらは大抵車検の際に交換を奨められる場所です。何の支障も無く走っているのに何故交換しなくてはならないのか、と思われるかもしれません。それらが劣化しているとエンジンには余分な負担がかかってしまい、結果として車を傷める事につながります。それぞれの部品の寿命を知って、車検のタイミングで交換するのが査定でも高評価につながりやすくなるポイントです。


それ以外にも挙げればキリがありませんが、趣味として車をいじるならともかく、日用品として使うなら最低限これらに注意を払っていれば問題はないでしょう。